平成19127日   スリブリ花子 近 況

精神的に落ち着いている時と、不安な症状が交互に表れる。

落ち着いている時は、以前と変わらず、にこやかに生活できるが、不安状態の時は、精神的にパニックになり、問題行動が多く表れる。

周期は、23日間具合が良く、次に34日悪くなる。

少しずつ進行している。

 

1.         日中の生活
具合が良いときは、1日中テレビを見ている。
食欲も、普通。
悪いときは、ベットから起きないで寝ていて、昼夜逆転している。
食事に全く手をつけなくなる。
お菓子、果物は良く食べる。

2.         金銭の管理
計算が出来ないので、金銭の管理は行っていない。
お金についてはいつも気にしていて、引き出しに現金があるのを確認している。
現金を別の場所にしまって、しまったことを忘れ、騒ぐことが度々ある。

3.         薬の内服
自分から飲むことはしない。曜日ごとに、朝、昼、夜と分けて箱に入れているが、どれを飲めば良いかわからない。
いつも手渡しをしている。

4.         記憶
数時間前、12日前の記憶は忘れることが多い。
予定、どこにしまったか忘れる。
ヒントを出して誘い水のように話すと、思い出すこともある。
昔のこと、数ヶ月前のことは良く覚えている。
人の名前も、思い出すことはできる。
私が外出するというのを聞くと、外出されるのを嫌がってわからないように、財布、車のキー、靴などを隠すが、隠したことを忘れてしまう。(靴がないので、出かけたと勘違いする)
財布はどこを探しても出てこなくなったことがある。

5.         理解の低下
日常の習慣的なことはできるが、考えること、前向きなこと、はできない。
テレビを見ていても、記憶が追いつかず、ストーリーは理解できていない。
出かけるときは、アドバイスして、段取りが必要。

6.         衣服
自分で選んで着るが、同じ服の繰り返し。
自分の服がどこにあるかわからないことがある。
季節感のない服を着る。

7.         料理
全くしない。
手順、味付け、組み合わせ等が出来ない。
火を使うことはない。
味見をさせると、何が足りないかは伝える。
作り方の手順を聞くと、教えられる。
包丁は、果物をむく程度。
使いたい食材が、冷蔵庫か、冷凍庫か、棚か。どこにしまってあるのかわからない。
いつも使っている調味料、牛乳等のある場所を探すこともある。

8.         食器荒い
食器洗いだけはやってもらう。
食後の片付けは行う。
きちんと洗うことはできる。
食器を決まったところに片付けることが出来ない。

9.         洗濯
洗濯は好んで行う。
1
日に23回も洗濯機を回していることもある。
タオル数枚でも溜まると洗濯をする。
乾いた洗濯物をたたむ。どこにしまうのかがわからない時がある。

10.     掃除
犬の毛が目立つようになると、り1週間に1度程度、自分から掃除機をかける。
風呂、トイレ、等の掃除はしない。

11.     排尿、排便
介助することなく、すべて自分でできる。

12.     歯磨き・洗顔
具合が良い時は、夜は自分で磨く。悪いときは、磨かない。介助はしていない。

13.     入浴
入浴は好きなので、具合が良いときは、自分から入る。
悪くなると、何日も入らない。
体を洗えているかは、確認していないのでわからない。

14.     食事
介助の必要はない。
但し、悪くなると、食事を用意しても、全く食べない。
お菓子、果物は自分で食べる。

15.     就寝
具合が良いときは薬を飲んでいるので、寝つきが良い。
悪いときは、興奮して朝方まで寝られない。

16.     介助
自分のことはできるので介助はしていない。
出来ない場合は、助けを求めるのでなく、しないで済ます。
自分の中で、介助をしてもらう必要はなく、普通にできるという思いが強いので、手助けをされることが、傷ついてしまい、非常に嫌う。

17.     徘徊
ない。

18.     介護への抵抗
具合が良いときは、もともと素直な性格なので、協力的。
悪くなると、薬も受け取らず、食事もしなくなり、すべてに反抗して受け入れない。

19.     暴言・暴行
良いときは、にこやかで全くない。
悪くなると、夜に、起こる。
表情も一変し、朝方まで、家の中の物を投げつけたり、ひっくり返す。
但し、ガラス、危険物は投げない。布団、椅子、雑貨程度。
このところ12週間は暴力的なことも出る。
掴み掛かったり、蹴ったりすることもある。
朝の4時頃になると、疲れてきて寝る。
翌日は、昼まで起きてこない。
起きた時、前日の機嫌悪さを引きずることもあるが、機嫌よくなっていることもある。

20.     悲観的
夜中に暴れだすと、いつも悲観的になる。
両親が他界しているため、一人残されたと思い込む。
一度、死にたいと包丁を持ち出したことがあるので、具合が悪いときは、包丁は隠している。

21.     認知症以外の体調。
11
月に腰痛がひどくなり、今現在まで整形外科に通院してリハビリを行ってい るが、一向に良くならない。
腰痛が引き金になって、精神的な不安が強くなる。
1
月中旬、夜中に腹痛があった。2日続けてあり、救急車を呼ぼうかと考えたが、様子を見た。
翌日、内科医で診て貰ったら、ウイルス系の腹痛ではないかとの診察で、薬を飲んでいる。
口臭が強くなっているので、歯科に通わせたいが行こうとしない。

22.     現在、支援を受けないで私がすべて見ています。
家で仕事をすることが多いので、見ることは出来ますが、比重が多くなってきており、負担が増しています。
私自身も、欝傾向が出ている気がします。
今は、具合が悪くなるのは夜中なので、どのような支援をして頂くのが良いのかわからないです。
本人は、認知症を自覚しているますが、他人の助けをしてもらってまで生活しようという考えはなく、ケアマネージャー様、保険師様に会うのを非常に嫌がっています。
家族以外に心を開こうとしていません。
デイサービスに行くことは、プライドが非常に傷つき、考えられない気持ちが強いです。