平成1976日   スリブリ花子 近 況   

 

精神的に落ち着いている時と、不安な症状が交互に表れるのは、前回の「平成19127日 近況」と変化がありません。
以下も同じ状況ですので、前回の近況からの変化部分を訂正、加筆します。

 

落ち着いている時は、以前と変わらず、にこやかに生活できるが、不安状態の時は、精神的にパニックになり、問題行動が多く表れる。

平静なときも、物忘れは以前より進行している。

 

1.         日中の生活
具合が良いときは、1日中テレビを見ている。
食欲も、普通。
悪いときは、ベットから起きないで寝ていて、用意した食事に全く手をつけない。
お菓子、果物は良く食べる。
具合が良いときはにこやかで、認知症を感じさせない。
日常以外の何かをしようとするときは、アドバイスが必要。

2.         金銭の管理
計算が出来ないので、金銭の管理は行っていない。
お金についてはいつも気にしていて、現金があるのを確認している。
現金、財布は、以前は引き出しの中に入れていたが、今はバックに入れて、枕元にいつも置いている。
バックごと別の場所に隠すことがあり、隠し場所を忘れ、なくなったと騒ぐことが度々ある。

3.         薬の内服
自分から飲むことはしない。曜日ごとに、朝、夜、寝る前と分かれている箱を利用しているが、どれを飲めば良いかわからない。
いつも手渡しをしている。

4.         記憶
記憶力の低下が強くなってきた。
数時間前、12日前の記憶は忘れることが多い。
どこにしまったか忘れる。しょっちゅう探し物をしている。
日中、電話がかかると取るが、誰から、内容、は覚えていない。受け答えは上手にしている。それに気持ちが集中しているので、内容は、全く覚えていない。
日付、住所、電話番号等は言うことが出来ない。

5.         買い物
気が向くと、週に1回程度近所のコンビニ、スーパーへ買い物に行く。
嗜好品が多く、同じ物をいくつも買ってくる。
店、家など、行き帰りを間違えることはない。
たまに行くときも、支払金額がわからないので、いつも1万円札を用意している。

6.         筆記
文章、字を書くことはしなくなった。
署名をすることがあったが、自分の名前を書くことが出来なかった。
平仮名も書けなくなった。

7.         理解の低下
日常の習慣的なことはできるが、考えること、前向きなことはできない。
テレビを見ていても、ストーリーは理解できていない。

8.         衣服
自分で選んで着るが、同じ服の繰り返し。
自分の服が引き出しのどこにあるかわからないので、外に出してある服を着ている。
季節感のない服を着る。
出かけるときは、着て行く服、持ち物をアドバイスして、段取りが必要。
着替えの補助はしていない。

9.         料理
全くしない。
手順、味付け、組み合わせ等が出来ない。
火を使うことはない。
包丁は、果物をむく程度。
使いたい食材が、冷蔵庫か、冷凍庫か、棚か。調味料がどこに置いてあるのかわからない。

10.     食器荒い
食器洗いだけはやってもらう。
食後の片付けは行う。
きちんと洗うことはできる。
食器を決まったところに片付けることが出来ない。

11.     洗濯
洗濯は好んで行う。
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日に23回も洗濯機を回していることもある。
タオル数枚でも溜まると洗濯をする。
乾いた洗濯物をきれいにたたむことはできる。
どこにしまうのかがわからないので、タンスには私がしまう。

12.     掃除
犬の毛が目立つようになると、1週間に1度程度、自分から掃除機をかける。
風呂、トイレ、等の掃除はしない。

13.     排尿、排便
介助することなく、すべて自分でできる。

14.     歯磨き・洗顔
具合が良い時は、夜は自分で磨く。悪いときは、磨かない。介助はしていない。

15.     入浴
私が一緒に風呂に入るのを嫌うので、体を洗えているかはわからなかった。
耳にかぶれができたので通院をする。
原因は、シャンプーをしたあとすすがないため。
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ヶ月前から風呂は一緒に入るようにした。
体を洗う順、洗顔石鹸・ボディーソープ・シャンプー・リンスは昔から同じ物を使用しているが、何を使えばよいのかがわからなくなっていた。
洗うこと、体を流す等ができていなかった。
介助が必要。
衣服の着脱は自分で行う。

16.     食事
介助の必要はない。
但し、悪くなると、食事を用意しても、全く食べない。
お菓子、果物は自分で食べる。

17.     就寝
具合が良いときは薬を飲んでいるので、寝つきが良い。
悪いときは、興奮して朝方まで寝られない。
アモバンを飲んでいるが、具合が悪いときは、セロクエルも飲む。
セロクエルは効き過ぎて、翌日の昼ごろまで寝ている。

18.     介助
日常のことは自分でできるので介助はしていない。
出来ない場合は、助けを求めるのでなく、しないで済ます。
自分の中で、介助をしてもらう必要はなく、普通にできるという思いが強いので、手助けをされることが、傷ついてしまい、非常に嫌う。

19.     徘徊
ない。

20.     介護への抵抗
具合が悪くなると、薬も受け取らず、食事もしなくなり、すべてに反抗して受け入れない。

21.     暴言・暴行
良いときは、にこやかで全くない。
悪くなると、殴る、蹴る、爪たて等の暴力が出る。
表情も一変し、家の中の物を投げつけたり、ひっくり返す。
但し、ガラス、危険物は投げない。布団、椅子、雑貨程度。
自分が抑えきれず、暴力がエスカレートする。

22.     認知症以外の体調。
昨年11月に腰痛がひどくなり、現在まで整形外科に通院してリハビリを行ってい るが、一向に良くならない。
精神的に不安になるのは、腰痛が引き金になっている。感情的になってくると、腰痛は忘れて荒れ始め、収まりがつかなくなる。
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月に受けた市の健康診断で、肝疾患、腎疾患の疑いがありと出たが、まだ再検査をしていない、。
口臭が強くなっているので、歯科に通わせたいが行こうとしない。

23.     その他
介護する側の私の方も「社会不安障害」の診断をされ、欝状態になることがあります。